現在毎年５月第２日曜日に開催される、災厄の神を檜の葉と竹で作った神輿に乗せ、象徴的に集落外まで送り出す行事です。災厄を託した煎り豆入りのオヒネリとよばれる紙包みを納めた神輿を先頭に「風邪の神を送るぞ」などの文字を墨書きした旗を手にした一行は、白石地区の上区の八坂神社を出発し、途中、中区、下区の八坂神社を経由し、集落の境である槻川に至ります。そこで、大きな岩の上に神輿を安置し、穴あき草鞋を川の中央に吊り下げます。