豊臣期金箔押沢瀉文方形飾瓦
とよとみききんぱくおしおもだかもんほうけいかざりがわら
概要
豊臣期金箔押沢瀉文方形飾瓦
とよとみききんぱくおしおもだかもんほうけいかざりがわら
大阪府
安土・桃山/16世紀末
方形板状の瓦の表面に沢瀉文を表した金箔押飾瓦である。昭和62~63年(1987~88)に、現在、大阪歴史博物館・NHK大阪放送会館のある敷地で行われた発掘調査で出土した。縦・横とも28.5㎝で、周縁のない形状である。3箇所の隅を欠いて金箔はほとんど剥落しているが、沢瀉文の下地に塗られた朱漆の色彩は鮮やかである。現状では3箇所に釘孔が認められ、本来は4箇所にあったと復元できる。
1点
大阪府大阪市中央区大手前4-1(出土地)
大阪市指定
指定年月日:20150306
大阪市教育委員会
有形文化財(美術工芸品)