石王尉
いしおうじょう
概要
「石王尉」は、老いた植物の精や老体の神の面。面打・石王兵衛が作り出した面差しと言われ、そこから名付けられたという。みやびやかで威厳のある表情の中に、自身の心の内を見るような目元や、特徴的な形をした口元などが合わさって能面独特の深い表情になっている。唐草文緞子の面袋と、「石王兵衛」との墨書のある面当てが附属する。また桐製外箱には初世・金剛巌(1886-1951)による「出目洞伯満喬作」との極書がある。
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国立能楽堂 資料展示室いしおうじょう
「石王尉」は、老いた植物の精や老体の神の面。面打・石王兵衛が作り出した面差しと言われ、そこから名付けられたという。みやびやかで威厳のある表情の中に、自身の心の内を見るような目元や、特徴的な形をした口元などが合わさって能面独特の深い表情になっている。唐草文緞子の面袋と、「石王兵衛」との墨書のある面当てが附属する。また桐製外箱には初世・金剛巌(1886-1951)による「出目洞伯満喬作」との極書がある。
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