姥
うば
概要
「姥」の面は能〈高砂〉のツレなどに用いる。神の化身のため、老いの表現を極力抑えて造形し、繊細で美しい彩色を施して仕上げる。『面論記』には「百年に一年たらぬつくも髪我を恋ふらし面影に見ゆ」の心を表わす面と記されている。面裏は木地溜塗とし、「天下一近江」の焼印があり、黒漆で「姥/享保十二未二月/伏見調/寶生形」と書付けられており、因幡国鳥取藩主・池田家伝来品とみられる。
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国立能楽堂 資料展示室うば
「姥」の面は能〈高砂〉のツレなどに用いる。神の化身のため、老いの表現を極力抑えて造形し、繊細で美しい彩色を施して仕上げる。『面論記』には「百年に一年たらぬつくも髪我を恋ふらし面影に見ゆ」の心を表わす面と記されている。面裏は木地溜塗とし、「天下一近江」の焼印があり、黒漆で「姥/享保十二未二月/伏見調/寶生形」と書付けられており、因幡国鳥取藩主・池田家伝来品とみられる。
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