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金銅雲形孔雀文磬

こんどうくもがたくじゃくもんけい

概要

金銅雲形孔雀文磬

こんどうくもがたくじゃくもんけい

工芸品 / 鎌倉 / 近畿

鎌倉

鋳銅鍍金。雲形の磬で、表面は撞座の左右に孔雀を表し、裏面は撞座のみで左右を素文とする。撞座八葉複弁で、蕊、果托とも肉取り豊かに大きく鋳出し、体はうすく、子持縁は厚く、大きく素鋳をつくる。裏に針書銘があるが、二箇所に「民安寺」とあるほかは不明。

総高13.7 縦10.3 横27.1 縁厚0.8 (㎝)

1面

重文指定年月日:19591218
国宝指定年月日:
登録年月日:

成菩提院

国宝・重要文化財(美術品)

精緻な鋳上がり、形姿雄健、時代の特色が良く表れた典型的な磬。銘文中の民安寺は美濃国不破郡府中に南北朝時代まで存したと伝えられる寺院。

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