文化遺産オンライン

石造須弥山/石造男女像/奈良県髙市郡明日香村飛鳥字石神出土

せきぞうしゅみせん/せきぞうだんじょぞう

概要

石造須弥山/石造男女像/奈良県髙市郡明日香村飛鳥字石神出土

せきぞうしゅみせん/せきぞうだんじょぞう

考古資料 / 飛鳥 / 関東 / 東京都

東京都

飛鳥

1基/1基

台東区上野公園13-9

重文指定年月日:19800606
国宝指定年月日:
登録年月日:

独立行政法人国立文化財機構

国宝・重要文化財(美術品)

飛鳥真神原の地から明治時代に出土したものである。曲水宴に関する遺品と推定され、両者とも導管を具えたある種の噴水装置をもち、曲水の汀を飾るにふさわしいものである。須弥山(総高二四一・〇センチ)は水中に起立する山岳を刻み、不老不死の神仙思想を表わし、男女像(総高一七五・〇センチ)では、相抱の姿を表わし、この組合わせは仙境に楽しむ古代の一理想の世界を示している。類例のない遺品であり、飛鳥時代の文化をみるうえに欠くことのできないものである。

関連作品

チェックした関連作品の検索