篠島の御贄干鯛調製
しのじまのおんにえほしだいちょうせい
概要
伊勢神宮の三大祭に供えるため奉納する神饌干鯛の調製技術。調製は、次の三つの工程に分かれる。
①鯛の腹を開いて水洗いし、腹に塩を詰め、樽漬けにする作業
②腹から塩を出して海水で洗い天日干しにする作業
③乾燥した鯛を箱に詰める作業
こうして調製された干鯛を、6月、10月、12月の12日に伊勢神宮に奉納する。
※奉納する年間の数量
大干鯛(1尺2寸)150尾、小干鯛(7寸)330尾、
身おろし鯛(1尺5寸)28尾 合計508尾