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かれい

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概要

かれい

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三岸節子  (1905-1999)

みぎしせつこ

昭和28年/1953年

油彩・キャンバス

90.9×60.0cm

一宮市三岸節子記念美術館

画面左下に署名:S.MigiSHi
裏面に画題・署名・住所・年記:「かれい」S.MigiSHi
東京都中野区鷺宮五ノ四〇七 昭和廿八年六月
出品:新制作協会第17回展(1953)
種類により様々な姿をした魚は、作者の造形的興味をかき立てたのであろう。平面的で点々とした模様のあるかれいは、絵画のモチーフとして興味を惹いたのかもしれない。縦と横の2枚のかれいが重なるように描かれ、そのかれいの表面には、絵具のチューブからそのまま出したような白い絵具が模様として施されている。画面の上下を黄色と黒に塗り分け、さらに黒と白の線が左右を分ける。奇抜な色使いと構図であるが、かれいの茶色と平らな姿の造形的な面白さが生かされている。

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キーワード

節子 / 三岸 / MigiSHi / 署名

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