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十勝太遺跡群

とかちぶといせきぐん

概要

十勝太遺跡群

とかちぶといせきぐん

集落跡 / 北海道

北海道

擦文時代、アイヌ文化期

浦幌町十勝太ほか

JR新吉野駅から11㎞、浦幌町教育委員会 0155-76-2111。

北海道指定史跡

・十勝太遺跡群は浦幌十勝川の河口近くの北岸河岸段丘上に所在する集落跡、墳墓、チャシ跡などからなり、縄文時代から近世に及ぶ遺跡群で、指定されているのは十勝太大西遺跡、十勝太安栗遺跡、十勝太河岸段丘遺跡、十勝川口チャシ跡の4遺跡です。
・これらの遺跡のうち、発掘調査されたことのある遺跡は十勝太河岸段丘遺跡のみで、ここからは住居の周囲にプラットホーム状のベンチの付いた珍しい竪穴が発見されました。また、十勝太大西遺跡と十勝太安栗遺跡は擦文時代の集落跡ですが、十勝太安栗遺跡からは縄文時代末頃の遺物も発見されています。
・十勝川口チャシ跡は、浦幌十勝川河口と太平洋を望む標高約35メートルの段丘上に築かれたチャシ跡で、崖に面して壕が残されています。
・これらの遺跡の周辺にも多数の遺跡の分布が知られており、遺跡の宝庫として注目されています。
・出土資料は、浦幌町博物館で展示されています。

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キーワード

遺跡 / 竪穴 / 擦る /

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