旧永山武四郎邸
きゅうながやまたけしろうてい
概要
・明治10年代前半(1877頃)、後の第2代北海道長官となった、永山武四郎が私邸として建築したものです。
・三菱合資会社は、明治44年(1911)にこの建物を買収した後、昭和12年頃(1937頃)建物の北側部分を解体して、この木造のクラブ(新棟)を建築し、旧棟部分を貴賓室として使用しました。
・この建物は、洋風の玄関・ホール・応接室および和室等からなり、全体として重厚かつ簡素な意匠でまとめられ、開拓使が手がけた和洋折衷の住宅様式の特色をよく伝えています。
・昭和60年(1985)9月、市街地再開発事業の一環として当時の三菱鉱業セメント株式会社から、札幌市が譲り受けました。
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北海道(地方指定文化財)