文化遺産オンライン

旧北海道庁函館支庁庁舎

きゅうほっかいどうちょうはこだてしちょうちょうしゃ

概要

旧北海道庁函館支庁庁舎

きゅうほっかいどうちょうはこだてしちょうちょうしゃ

近代その他 / 明治 / 北海道

家田於菟之助

北海道

明治時代

1

函館市元町12番18号

市電末広町駅から徒歩5分、元町観光案内所 0138-27-3333。

函館市

北海道指定有形文化財

・この建物のある場所は、河野の館跡で、享和2年(1802)以来幕府はここに箱館奉行所を置き、明治に入って開拓使函館支庁・函館県庁・北海道庁函館支庁となり、その庁舎は明治40年(1907)の大火で焼失しました。
・明治42年に北海道庁技師家田於菟之助の設計により建設され、明治43年に完成しました。函館区が函館市となった大正11年(1922)から昭和25年(1950)まで渡島支庁庁舎として、その後は北海道関係施設として昭和32年まで使用されました。以後は、函館市の所有となり、准看護婦養成所や失業対策事業の作業所を経て、現在は函館市写真歴史館・函館市元町観光案内所として活用されています。
・平成3年(1991)12月の火災後、函館市では2か年にわたって北海道の補助と市の援助を得て、復元工事を実施し、往時の美しい姿を再現することができ、平成6年度から再び使用されるようになりました。
・玄関ポーチのペディメントを支えるクラシックな玄関回りは、明治の木造建築の中でもひときわ美しいもので、公会堂や教会群の点在する元町界隈に一つの彩りを添えています。

旧北海道庁函館支庁庁舎をもっと見る

家田於菟之助をもっと見る

北海道(地方指定文化財)をもっと見る

キーワード

函館 / 北海道 / 開拓 / 使

関連作品

チェックした関連作品の検索