絹本著色羅漢像〈金大受筆/〉
けんぽんちゃくしょくらかんぞう
概要
本図はその款記により、南宋時代に金大受【きんたいじゆ】が描いたものであることが知れる。表具裏書には、本図がもと摂州法華三味寺多田院に伝来したものであることが記されており、現在重要文化財に指定されている東博本十六羅漢十幅(原家旧蔵)と一具のものである。落ち着いた彩色をもつ描法には格調の高い風格が感じられ、南宋時代羅漢画としての基準的作例にふさわしい。金大受筆十六羅漢像の一尊としてきわめて重要である。
けんぽんちゃくしょくらかんぞう
本図はその款記により、南宋時代に金大受【きんたいじゆ】が描いたものであることが知れる。表具裏書には、本図がもと摂州法華三味寺多田院に伝来したものであることが記されており、現在重要文化財に指定されている東博本十六羅漢十幅(原家旧蔵)と一具のものである。落ち着いた彩色をもつ描法には格調の高い風格が感じられ、南宋時代羅漢画としての基準的作例にふさわしい。金大受筆十六羅漢像の一尊としてきわめて重要である。
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