春畝〈浅井 忠筆 一八八八年/油絵 麻布〉
概要
浅井忠(一八五六~一九〇七)は、近代洋画の先覚者として知られ、黒田清輝と並び、わが洋画壇に与えた影響は大きい。本図は明治二十一年に描かれ、翌年の第一回明治美術会に出品された作品で、画面上下を明暗の色調によって対比させ、繊【こま】やかな調子で農村の日常生活を情趣深く表現した傑作である。既指定に「収穫」(第二回明治美術会出品)がある。
浅井忠(一八五六~一九〇七)は、近代洋画の先覚者として知られ、黒田清輝と並び、わが洋画壇に与えた影響は大きい。本図は明治二十一年に描かれ、翌年の第一回明治美術会に出品された作品で、画面上下を明暗の色調によって対比させ、繊【こま】やかな調子で農村の日常生活を情趣深く表現した傑作である。既指定に「収穫」(第二回明治美術会出品)がある。
文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4 メール:online@mext.go.jp
共同運営NII Powered by GETA (C) The Agency for Cultural Affairs