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旧円融寺庭園

きゅうえんゆうじていえん

概要

旧円融寺庭園

きゅうえんゆうじていえん

名勝 / 九州 / 長崎県

長崎県

大村市玖島

指定年月日:19761227
管理団体名:大村市(平7・3・16)

史跡名勝天然記念物

S52-1-006[[旧円融寺庭園]きゆうえんゆうじていえん].txt: 承応元年(1652)藩主大村純長が創建し、明治初年廃絶した天台宗円融寺の旧地にある。寺域南限の山畔中央の高所に巨石を据えて三尊石を組み、これを中心として斜面全般に400余個の石を立てまたは臥せ、地形の起状に従って作り出した枯滝・枯流等によってこれらの石組の配置を抑揚豊かなものに構成している。また左手に7段から成る枯滝を作りその水落石には白色の石炭岩を用いるなど、全体としてその意匠は華麗でかつ創意にあふれ江戸時代初期作庭の特色をみることができる。
 長く荒廃しツツジ等の徒長した樹叢に埋もれていたが、昭和44年現況に復旧されたものである。

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キーワード

庭園 / / 築山 / 石組

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