羽子板(徳川豊姫所用)
はごいた とくがわとよひめしょよう
概要
紀伊徳川家10代藩主・徳川治宝の娘で、11代藩主・斉順の妻となった豊姫(1800~45)愛用の品である。表裏とも胡粉置上などをほどこした上に金箔を貼り、表には内裏に集う公卿や女房たちの様子を、裏には小正月の火祭行事の一つである左義長を、極彩色で描いている。表裏とも、余白の亀甲文様の中に葵紋3顆を置き、また握りの部分には紅染の綾を巻いた、いかにも大名好みのものである。
はごいた とくがわとよひめしょよう
紀伊徳川家10代藩主・徳川治宝の娘で、11代藩主・斉順の妻となった豊姫(1800~45)愛用の品である。表裏とも胡粉置上などをほどこした上に金箔を貼り、表には内裏に集う公卿や女房たちの様子を、裏には小正月の火祭行事の一つである左義長を、極彩色で描いている。表裏とも、余白の亀甲文様の中に葵紋3顆を置き、また握りの部分には紅染の綾を巻いた、いかにも大名好みのものである。
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