絵画 / 江戸
意匠性を大胆に打ち出した絵画の代表的主題となると、すぐさま「柳橋水車」が想起される。宇治橋、宇治の川瀬の水車、柳が極めて装飾的に配置され、空には月が輝く。柳橋水車図は室町時代から桃山時代にかけて多作されたと覚しいが、本作はやや下った時代のものであろう。
柳橋水車蒔絵硯箱
柳橋水車図
柳橋水車図屏風(六曲一隻)
長谷川宗宅