絵画 / 江戸
枇杷【びわ】、李【すもも】、楊梅【ようばい】(ヤマモモ)を描いた三幅対。狩野派が規範とした銭選【せんせん】(舜挙【しゅんきょ】)などの中国画の影響がみられるが、青磁【せいじ】や堆朱【ついしゅ】の質感、果実の描写や彩色をみると、制作課程に写生を行ったことを想定しうる。探幽の斎書き時代、すなわち壮年期から60歳までの作例。
探幽縮図 草花生写図巻
狩野探幽
飛鶴図
筍図
伝銭選(銭舜挙)筆