絵画 / 明
銭選、字は舜挙(しゅんきょ)は、南宋末から元時代初期にかけての文人画家。しかしこれらは銭選の作ではなく、南宋院体画を模した明代の擬古作(ぎこさく)と考えられる。日本ではこのような着色花鳥画を銭選の作とすることが多いが、その背後には明代花鳥画の成熟と日本への部分的流入が想定されよう。
雛鴨図
伝銭選(銭舜挙)筆
柘榴図
果実図
狩野探幽筆