絵画 日本画 / 鎌倉
当時の奈良・京都などの諸大寺の僧侶が、自分の寺の由緒を比類無きものと誇り、高慢我執だとして、その有様を天狗に例えて絵巻物に表した。 その天狗とは、興福寺・東大寺・延暦寺・園城寺・東寺・醍醐寺・金剛峯寺・三井寺の僧侶のことで、本巻は園城寺巻である。
天狗草紙絵巻
紙本著色天狗草紙(東寺・醍醐寺巻/延暦寺巻)
天狗草紙詞書 (延暦寺巻)