世界遺産と無形文化遺産
日光の社寺
にっこうのしゃじ
世界遺産登録年:1999年
構成する文化遺産
主情報
- 記載物件名
- 日光の社寺
- 構成資産
- 二荒山神社、東照宮、輪王寺、日光山内
- 所在地(市町村)
- 栃木県日光市
- 暫定記載年
- 平成4年(1992年)
- 推薦年月
- 平成10年(1998年)6月
- 記載年月
- 平成11年(1999年)12月
- 評価基準
- (ⅰ)(ⅳ)(ⅵ)
- 都道府県所管課
- 栃木県文化財課
- 自治体等HP
- https://www.city.nikko.lg.jp/kanko/rekishi/shaji/index.html (日光市HP)
- ユネスコ資産ページ
- https://whc.unesco.org/en/list/913
- 写真提供
- 東照宮 (日光東照宮)
輪王寺 (三仏堂)
日光市教育委員会 (その他)
関連資料
解説
詳細解説
日光は、徳川初代将軍家康の霊廟である東照宮が1616年に造営されて以来、徳川幕府の聖地となりました。東照宮は、その後1636年に全面的に大規模な造り替えが行われ、現在の規模・構造になりました。さらに、1653年には3代将軍家光の霊廟である大猷院が造営されました。8世紀以来、日光は男体山を中心とする山岳信仰の聖地であり、山麓や中禅寺湖畔にははやくから社寺が営まれていました。
東照宮が造営された男体山の東麓には、さきに輪王寺と二荒山神社があり、それらをあわせて大規模に造営されました。幕府が総力をあげて造営した建物は、人物・動物・植物などの彫刻を多用し、漆塗や彩色、飾り金具などで華やかに飾られています。