「悪の華」 Ⅵ. 絶えず僕の傍らを悪魔の奴がうごめいて

アクノハナ Ⅵ. タエズボクノカタワラヲアクマノヤツガウゴメイテ

「悪の華」 Ⅴ. 夜ごと闇の奥底で、神は一刻の休みなく、さかしげな指先に形さまざまな悪夢を描く

アクノハナ Ⅴ. ヨゴトヤミノオクソコデ、カミハイッコクノヤスミナク、サカシゲナユビサキニカタチサマザマナアクムヲエガク

「悪の華」 Ⅳ. おお快楽、しなやかな幽霊よ

アクノハナ Ⅳ. オオケラク、シナヤカナユウレイヨ

「悪の華」 Ⅲ. 暗く重たい夜の間に、一人の善良なキリスト者が、古い廃墟の片蔭に慈悲心からあなたのご自慢の身体を埋めたなら

アクノハナ Ⅲ. クラクオモタイヨルノアイダニ、ヒトリノゼンリョウナキリストシャガ、フルイハイキョノカタカゲニジヒシンカラアナタノゴジマンノカラダヲウメタナラ

「悪の華」 Ⅱ. 思い出顔の古びた香水壜が時として見つかるものだ、昔の人の心が生き生きとそこに甦って

アクノハナ Ⅱ. オモイデガオノフルビタコウスイビンガトキトシテミツカルモノダ、ムカシノヒトノココロガイキイキトソコニヨミガエッテ

「悪の華」 Ⅰ. 僕はお前を丸い夜空と等しく愛する、おお悲しみの壺、丈高い無言の女

アクノハナ Ⅰ. ボクハオマエヲマルイヨゾラトヒトシクアイスル、オオカナシミノツボ、タケタカイムゴンノオンナ

「悪の華」 表紙＝扉絵

アクノハナ ヒョウシ=トビラエ

リカルド・ビニェス

モーリス・ドニ

エドゥアール・ヴュイヤール

「聖ヨハネ黙示録」 ⅩⅡ. これらのことを聞きかつ見し者はわれヨハネなり

セイヨハネモクシロク ⅩⅡ. コレラノコトヲキキカツミシモノハ、ワレヨハネナリ

「聖ヨハネ黙示録」 ⅩⅠ. われまた聖なる都、新しきエルサレムの神のもとをいで天より降るを見たり

セイヨハネモクシロク ⅩⅠ. ワレマタセイナルミヤコ、アタラシキエルサレムノカミノモトヲイデテンヨリフルヲミタリ

「聖ヨハネ黙示録」 Ⅹ. 彼らを惑わしたる悪魔は火と硫黄との池に投げ入れられたり。ここは獣も偽預言者もまたいる所にして

セイヨハネモクシロク Ⅹ. カレラヲワドワシタルアクマハヒトイオウトノイケニナゲイレラレタリ。ココハケモノモニセヨゲンシャモイルトコロニシテ

「聖ヨハネ黙示録」 Ⅸ. …そしてこれを千年のあいだつなぎおき　

セイヨハネモクシロク Ⅸ. …ソシテコレヲセンネンノアイダツナギオキ　

「聖ヨハネ黙示録」 Ⅷ. われまた、ひとりの御使の底なきところの鍵と大いなる鎖とを手に持ちて天より降るを見たり

セイヨハネモクシロク Ⅷ. ワレマタヒトリノミツカイノソコナキトコロノカギトオオイナルクサリヲテニモチテテンヨリフルヲミタリ

「聖ヨハネ黙示録」 Ⅶ. またほかの御使天の聖所よりいで、同じく鋭き鎌を持てり

セイヨハネモクシロク Ⅶ. マタホカノミツカイテンノセイジョヨリイデ、オナジクスルドキカマヲモテリ

「聖ヨハネ黙示録」 Ⅵ. …陽を着たる女ありて

セイヨハネモクシロク Ⅵ. …ヒヲキタルオンナアリテ

「聖ヨハネ黙示録」 Ⅴ. たいまつのごとく燃ゆる大いなる星、空より落ちきたり

セイヨハネモクシロク Ⅴ. タイマツノゴトクモユルオオイナルホシ、ソラヨリオチキタリ

「聖ヨハネ黙示録」 Ⅳ. 御使その香炉をとり

セイヨハネモクシロク Ⅳ. ミツカイソノコウロヲトリ

「聖ヨハネ黙示録」 Ⅲ. …これに乗る者の名を死といい

セイヨハネモクシロク Ⅲ. …コレニノルモノノナヲシトイイ