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香川県

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))大山家住宅主屋香川県東かがわ市水主4536

大山家住宅主屋

虎丸山北麓に位置する大庄屋の主屋。敷地中央に南面する寄棟造平入茅葺(鉄板仮葺)で四周に本瓦葺下屋を廻らす。内部東に土間、西に2列6室を並べる。西寄りに式台を構え、上手を続き間座敷とし、北西室に床を構える。広い式台など格式を備えた大規模な民家。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))香川県立善通寺第一高等学校(旧私立善通寺高等女学校)旧正門香川県善通寺市文京町一丁目1391

香川県立善通寺第一高等学校(旧私立善通寺高等女学校)旧正門

JR善通寺駅南方に位置する旧女学校の正門。大正11年の陸軍特別大演習統監部設置を記念して建てた門で、親柱の東西脇に脇柱を配し、柱はいずれも花崗岩基礎に煉瓦を積上げ、頂部は花崗岩製の帯飾と笠石を載せる。煉瓦造の重厚な外観で地域の歴史を伝える。

国指定文化財(重要文化財)瀬戸内海歴史民俗資料館香川県高松市亀水町1412番2

瀬戸内海歴史民俗資料館

瀬戸内海を見晴らす高台に建つ広域の歴史民俗資料館。香川県技師山本忠司の設計により昭和48年に完成。中庭とその周囲を回遊する動線計画に基づき、正方形の展示室等を自然の地形にあわせて上下左右にずらして配し、各所に大きな開口を設け、内外が連続する動的かつ開放的な展示空間を実現した。外観は平面を反映して凹凸ある複雑な形態で、中でも角錐台を呈す展示室等には当地で採れた石材を積み、周囲の自然景観との調和を図る。モダニズム建築の手法を踏襲しながらも、近現代における国際様式への批判を背景として、立地や風土を考慮し、豊かな自然の残る地方の場所性を活かした秀逸な作品。また、調査・研究などの諸機能を完備した総合的な地方歴史民俗資料館の最初期の完存例としても貴重。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧石川家住宅主屋香川県坂出市元町三丁目1468

旧石川家住宅主屋

坂出駅北側の住宅地に位置する和風住宅の主屋。敷地北寄りに南面して建つ二階建寄棟造平入本瓦葺で北東に平屋棟を附属。北西の庭に面する主座敷は床脇に天袋、地袋など備えた端正なつくり。二階は大壁とした重厚な外観でガラス戸の多用など時代相を示す主屋。