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兵庫県
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧髙原家住宅中座敷兵庫県加西市西剱坂町字村中780
奥座敷の北東に接続する座敷棟。敷地北側に建つ入母屋造桟瓦葺の南北棟で、外壁は漆喰塗で軒まで塗込める。内部は十畳の一室で、西面に床と床脇を構え、四周に縁を廻らし、桟瓦葺の下屋を付す。壁を色土壁、床柱に赤マツの皮付丸太など用材を吟味した座敷棟。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧髙原家住宅奥座敷兵庫県加西市西剱坂町字村中780
市街地南部の農村集落に位置する旧家の座敷棟。敷地西側に建つ入母屋造桟瓦葺の南北棟で、北に便所棟を附属する。内部は続き間座敷で、南庭に面して縁を廻らし、銅板葺の下屋を付す。床と床脇に天袋付の清楼棚、付書院を備え、室境の透欄間など上質な座敷棟。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))宝塚ゴルフ倶楽部クラブハウス兵庫県宝塚市蔵人字深谷1391-1他
逆瀬川沿いのゴルフ場のクラブハウス。設計は村野藤吾を中心とした建設委員会。斜面地に建つ鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、地上3階地下1階建。外周に軒を張出し、中央に塔屋を配す。水平性を強調しつつ、塔屋と組合わせた外観が、周囲の環境と調和を生む。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))兵庫県立明石高等学校中部講堂兵庫県明石市荷山町1744
明石城跡の北東に位置する高校に実業家の中部謙吉が寄附した講堂。鉄骨造及び鉄筋コンクリート造2階一部3階建。桁行41メートル、梁間25メートルで、内部は鉄骨造の三弦トラスで無柱の大空間を実現する。尖頭形のヴォールト屋根が外観を印象づける。