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岐阜県

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧旅籠柏屋主屋岐阜県可児郡御嵩町御嵩字南町1520-1

旧旅籠柏屋主屋

御嶽宿中心部、中山道に北面する旧旅籠。二階建切妻造平入桟瓦葺で一階正面は格子を並べ、二階は漆喰で軒まで塗込める。一階はかつて中土間を通し、南西に床構え付き座敷を残す。二階は正面側に四室、南東隅に一室を配す。宿場町の歴史を今に伝える大型町家。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))昇平楼客殿岐阜県本巣市政田字五ノ坪137

昇平楼客殿

旧名鉄揖斐線政田駅前に位置する川魚料理店の座敷棟。切妻造桟瓦葺の南北棟で東、南、西に庇を廻す。座敷一〇畳の西面に床・棚を備え、次の間六畳の北面にも床・棚を持つ。庭に面して、一間幅の入側を通して畳敷とする。全体に造作の木太い書院座敷である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧纐纈家住宅(古民家あいせき)井戸岐阜県関市本町七丁目13

旧纐纈家住宅(古民家あいせき)井戸

店舗兼主屋の北に設けた中庭の南寄りに位置する井戸である。井戸枠は〇・九メートル四方、高さ40センチメートル、厚さ15センチメートルの花崗岩切石4枚を精緻に組合わせ、深さは七メートルとする。茶室専用として使ったと伝え、中庭の景観をつくる井戸。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧纐纈家住宅(古民家あいせき)茶室岐阜県関市本町七丁目13他

旧纐纈家住宅(古民家あいせき)茶室

店舗兼主屋の北面濡縁から渡廊下で繋がる茶室棟である。平屋建切妻造桟瓦葺で西が四畳席の茶室、東が四畳半大の客間で南面に内縁を付し、西に給仕口と水屋を設ける。渡廊下は片流銅板葺で、中庭側を吹放ちとする。造作など丁寧なつくりの近代和風建築である。