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青森県

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))最勝院仁王門青森県弘前市大字銅屋町63-20他

最勝院仁王門

境内南東部に至る参道の仁王坂に東面して建つ八脚門。切妻造平入鉄板葺。柱は全て角柱で組物は舟肘木、妻飾上部は豕扠首で大斗上に拳鼻を付す特徴的なつくり。両脇間東側は床板敷で棹縁天井とし、かつて仁王像一対を安置。境内の正面構えをつくる仁王門。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))最勝院鐘楼青森県弘前市大字銅屋町63-20他

最勝院鐘楼

境内中央に位置する鐘楼。基壇上に建つ一間四方の入母屋造銅板葺で、四隅に几帳面取角柱を内転びに立て、各間隅寄りの控柱とともに地覆、腰貫、飛貫で固める。内部の上部は格天井を張り、格間に龍と草花を描き、中央に梵鐘を吊る。木太く堂々たる姿の鐘楼。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))最勝院如意輪観世音菩薩堂青森県弘前市大字銅屋町63-20他

最勝院如意輪観世音菩薩堂

境内東側に西面して建つ六角堂。屋根銅板葺で頂部に露盤宝珠を飾る。土台上に六角柱を立て、地長押、内法長押を廻らし、絵様肘木で桁を受け、軒は一軒扇垂木。正面は桟唐戸を開いて縁を付し、木部は弁柄塗。大振りな持送で隅木を支え、軒廻り賑やかな小堂。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))最勝院五智如来堂青森県弘前市大字銅屋町63-20他

最勝院五智如来堂

護摩堂の北東に西面して建つ五智如来堂。正面三間、側面三間、切妻造鉄板葺で一間向拝を付す。正面中央間は引分戸、脇間は格子戸、壁は白漆喰塗で腰は竪板張。内部は一室の板敷で背面側を仏壇とする。向拝中備に龍の彫刻を飾り、境内の歴史的な景観をつくる。