石清尾八幡宮祭禮図巻
いわせおはちまんぐうさいれいずかん
概要
"石清尾八幡宮の祭礼の様子を描いたもので、芦毛(いわゆる白馬)の神馬が描かれる。馬は神様が乗るもの、あるいは神の使いとして、神聖視されていた。神馬には芦毛のものが多い。
高松松平家10代藩主頼胤の兄、松平頼該(金岳・左近)筆。上巻は城下の各町から出されたお船や趣向を凝らしたつくり物を載せた囃子屋台などが描かれ、下巻は鳥毛や挟箱などの奴行列やオサキラサン(頭人)、神輿などを描く。
松平頼該(1809~1868)は、文武に秀で、能や芝居にも造詣が深く、熱心な日蓮宗信者としても知られる。
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