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老松

おいまつ

概要

老松

おいまつ

日本画 / 昭和以降 / 日本

竹内栖鳳  (1864-1942年)

たけうちせいほう

昭和14年/1939年

絹本着色 軸装

124.0×42.0

1幅

栖鳳は四条派の写生主義と西洋近代美術の融合を図り、独自の作風を完成させ、京都画壇の中心として上村松園、橋本関雪ら多くの後進を指導した。
縦長の画面には、大木を思わせる風格のある松の一部が、四条派の伝統でもある輪郭線を用いない没骨法で大胆に描かれる。前景の下垂した枝と密集した葉、そのやや後方には太い幹、遠景には朝日が輝き、画面の奥行きとともに淡い色彩となっている。晩年の作ながら力強さを感じさせる。

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キーワード

栖鳳 / 竹内 / 京都 / 松園

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