扇桜蝶烏帽子差込擬鼈甲簪
おうぎさくらにちょうえぼしさしこみぎべっこうかんざし
概要
一本足、馬爪製の擬鼈甲製簪で一対(323と324)の揃いである。足は二本足のように中央に溝が彫られるが、一本足となっている。差込式で扇の上に桜に蝶と烏帽子の容彫が飾りとして付けられている。簪は笄から分化して発生し、二本足の簪は享保以降に出現した。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。
おうぎさくらにちょうえぼしさしこみぎべっこうかんざし
一本足、馬爪製の擬鼈甲製簪で一対(323と324)の揃いである。足は二本足のように中央に溝が彫られるが、一本足となっている。差込式で扇の上に桜に蝶と烏帽子の容彫が飾りとして付けられている。簪は笄から分化して発生し、二本足の簪は享保以降に出現した。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。
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