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柿珊瑚鼈甲差込簪

かきさんごべっこうさしこみかんざし

概要

柿珊瑚鼈甲差込簪

かきさんごべっこうさしこみかんざし

その他 / 江戸

江戸時代/19世紀

鼈甲・珊瑚

19.4cm

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-2-328

独立行政法人日本芸術文化振興会

二本足、差込式の鼈甲簪。差込式の飾りは柿の容彫で、柿の実は珊瑚玉で表している。簪は笄から分化して発生し、二本足の簪は享保以降に出現した。延享元年(1744)に金銀製の櫛・笄が禁止されてからは象牙・鼈甲・錫が用いられたが、寛政頃から金銀製の簪が再流行した。『玳瑁亀圖説』によると、鼈甲製の差込簪は明和・安永頃から行われたとされる。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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キーワード

/ 差込 / 珊瑚 / 金銀

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