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梔子飾銀簪

くちなしかざりぎんかんざし

概要

梔子飾銀簪

くちなしかざりぎんかんざし

その他 / 明治

江戸時代/19世紀

19.0cm

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-2-078

独立行政法人日本芸術文化振興会

銀製二本足の簪。銀棒3本を捩じって糸状にし、1本に耳掻が付き、2本が足となり、並べて蝋付し、2本の足の頭側を結び、1本の先に梔子の花の飾りを付けている。簪は笄から分化して発生し、二本足の簪は享保以降に出現した。延享元年(1744)に金銀製の櫛・笄が禁止されてからは象牙・鼈甲・錫が用いられたが、寛政頃から金銀製の簪が再流行した。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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キーワード

/ / 金銀 /

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