綾部八幡神社の旗上げ・旗下ろし行事
あやべはちまんじんじゃのはたあげはたおろしぎょうじ
概要
本件は、佐賀県みやき町の綾部八幡神社に伝承される風占いの行事で、神旗と呼ばれる麻の旗を境内にある神木に取り付け、旗の巻き具合などから農作物への風雨の影響や豊凶が占われる。7月15日に旗上げが行われ、身を清めた氏子の男衆が神木に登り、竹竿の先につけた神旗を樹上高くに掲げる。秋分の日の翌日に旗が神木から下ろされるまで、神社の宮司が毎日朝夕に旗のなびき方、巻き具合などの様子を記録し、天候や作況を予想する。