『まつばらいろはかるた』絵札「全国に ひびく釣鐘 河内鋳物師」
『まつばらいろはかるた』えふだ「ぜんこくに ひびくつりがね かわちいもじ」
概要
松原市の市制施行60周年を記念して発行された『まつばらいろはかるた』の47枚ある絵札のうち「せ」の札。
松原市丹南や岡・立部から堺市美原区・東区にかけて、平安時代後半頃から鍛冶・鋳物師集団が居住していた。河内鋳物師、あるいは丹南鋳物師と呼ばれ、特にその名を高めたのは、高度な技術を必要とする梵鐘の製造である。鎌倉時代(12~13世紀)の梵鐘のほぼ60%が河内鋳物師の製作と言われる。同地は、鍛冶鋳造に適した良質の土壌に恵まれていたとされる。