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有職文蒔絵象牙櫛

ゆうそくもんまきえぞうげくし

概要

有職文蒔絵象牙櫛

ゆうそくもんまきえぞうげくし

その他 / 明治

春月

明治時代/19世紀

象牙

2.7×9.5 (cm)

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-1-134

独立行政法人日本芸術文化振興会

象牙製、丸鬢形の鬢掻櫛である。鬢掻櫛は、明治30年代に粋筋で好みの役者の替紋などを漆絵で表したものが流行した。雑誌『流行』5(流行社 1900年)では「他處出(よそで)はともかく、湯上りなどには、打て附けの代物なり」とされている。象牙の素地に、様々な有職文を平蒔絵で表す。裏面に「春月」の蒔絵銘がある。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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キーワード

象牙 / / 劇場 / 流行

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