『まつばらいろはかるた』絵札「ちちかみの 伝説かなし はがみさん」
『まつばらいろはかるた』えふだ「ちちかみの でんせつかなし はがみさん」
概要
松原市の市制施行60周年を記念して発行された『まつばらいろはかるた』の47枚ある絵札のうち「ち」の札。
柴籬神社に住吉神社(反神社)が合祀されている。住吉神社は、もともと現在の松原郵便局東側の長尾街道沿いにあり、「はがみさん」として祀られていた。昔、愛児に乳房を含ませていた母親が、急にむずかった愛児に、含ませていた乳房を噛みきられ絶命したという悲しい伝説がある。住吉神社に接して「ちちかみはし」が架かっていた。母親の霊をなぐさめるため、祠が建てられたのである。明治43年(1910)、大阪府が建立した「ちちかみはし」「長尾街道」の道標が建っている。