『まつばらいろはかるた』絵札「はるかなり キリシタン灯籠 熱田神社」
『まつばらいろはかるた』えふだ「はるかなり きりしたんとうろう あつたじんじゃ」
概要
松原市の市制施行60周年を記念して発行された『まつばらいろはかるた』の47枚ある絵札のうち「は」の札。
別所にある熱田神社は、日本武尊を祭神とする。境内には大木のクスが多数あり、鎮守の杜の雰囲気をただよわせている。正面の「熱田神社」の社号標石は、大阪の有名な漢学者の藤澤南岳が大正8年(1919)に書いたものである。鳥居を入った西側に、江戸時代のキリシタン灯籠が建っている。当時、江戸幕府によってキリスト教が禁止されていたが、ひそかに信者が灯籠に十字架を模したり、地蔵像に似せたマリア像を彫り、信仰したと思われる。