石剣
せっけん
概要
縄文時代晩期の東北を中心に分布する石剣。左の1は完存、右の2は先端側3分の1程度が残る。剣状で、沈線と敲打で表現された区が特徴的である。全面に漆状の黒色物質が薄っすら付着している。縄文時代の石棒類は、その起源を先行する骨刀類に求める見解が多いものの、中国東北部やシベリアで出土する青銅製刀子・短剣に求める見解もあり、今後の研究が注目される石器である。箱書は「霹歴碪」、「越後蒲原郡古鷹ノ里/武埴姓都知多庫(朱文方印)「塡」」。
せっけん
縄文時代晩期の東北を中心に分布する石剣。左の1は完存、右の2は先端側3分の1程度が残る。剣状で、沈線と敲打で表現された区が特徴的である。全面に漆状の黒色物質が薄っすら付着している。縄文時代の石棒類は、その起源を先行する骨刀類に求める見解が多いものの、中国東北部やシベリアで出土する青銅製刀子・短剣に求める見解もあり、今後の研究が注目される石器である。箱書は「霹歴碪」、「越後蒲原郡古鷹ノ里/武埴姓都知多庫(朱文方印)「塡」」。
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