和歌短冊
わかたんざく
概要
和歌短冊
わかたんざく
いかだいたけのかど・いかだいかいち
富山県高岡市
大正期頃
紙・短冊・墨画淡彩,墨書
縦35.8cm×横6.0cm
1枚
富山県高岡市古城1-5
3-99-15
高岡市蔵(高岡市立博物館保管)
近代高岡文芸の盟主で俳人・俳画家の筏井竹の門(1871~1925)と、息子で歌人の嘉一(1899~1971)との合作短冊。
魚を入れた籠を掲げる海女と大根が描かれた背景(左下に竹の門の朱の描印あり)に、賛「おのづから 涙は垂れてすべなしや/病みの小床に眼はつぶ出ども 嘉一」がある。
裏面には嘉一の歌「入りつ日に きらりと光るビイドロの/なかに泳ぎてさびしき金魚 嘉一」がある。