松喰鶴蒔絵冠箱(旧阿須賀神社古神宝)
マツクイヅルマキエカムリバコ(キュウアスカジンジャコシンポウ)
概要
かつて和歌山県の熊野速玉大社の摂社であった阿須賀神社に伝わった古神宝の一部。古記録によれば明徳元年(1390)に奉納された。隅入りの方形で微かに甲を盛った形は格調高く、総体黒色漆塗の地に、銀平蒔絵の技法で、松折枝と飛び交う鶴を散らす意匠はいかにもめでたい。文字通り冠をしまっておくための箱で、冠も現存する。
マツクイヅルマキエカムリバコ(キュウアスカジンジャコシンポウ)
かつて和歌山県の熊野速玉大社の摂社であった阿須賀神社に伝わった古神宝の一部。古記録によれば明徳元年(1390)に奉納された。隅入りの方形で微かに甲を盛った形は格調高く、総体黒色漆塗の地に、銀平蒔絵の技法で、松折枝と飛び交う鶴を散らす意匠はいかにもめでたい。文字通り冠をしまっておくための箱で、冠も現存する。
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