紺糸威胸白鳳凰文二枚胴具足
こんいとおどしむねしろほうおうもん2まいどうぐそく
概要
胴は桶側胴の正面に錆漆を塗って平滑にし、ややデフォルメされた鳳凰文を打ち出している。兜は62間筋兜で、「長途」の銘がある。長途は寛永~慶安(1624~52)頃の加賀国小松の具足鍛冶。具足櫃の貼紙や、兜の前立ての「亀甲に小の字」紋、吹返の「額」紋などから江戸初期の岸和田藩主小出吉英が使用したことが判明するが、長途の活躍した時期からみて、但馬国出石藩主時代の具足と考えられる。
こんいとおどしむねしろほうおうもん2まいどうぐそく
胴は桶側胴の正面に錆漆を塗って平滑にし、ややデフォルメされた鳳凰文を打ち出している。兜は62間筋兜で、「長途」の銘がある。長途は寛永~慶安(1624~52)頃の加賀国小松の具足鍛冶。具足櫃の貼紙や、兜の前立ての「亀甲に小の字」紋、吹返の「額」紋などから江戸初期の岸和田藩主小出吉英が使用したことが判明するが、長途の活躍した時期からみて、但馬国出石藩主時代の具足と考えられる。
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