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南天彫嵌櫛

なんてんちょうがんくし

概要

南天彫嵌櫛

なんてんちょうがんくし

その他 / 大正

大正時代/20世紀

鼈甲

3.3×8.4 (cm)

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-1-206

独立行政法人日本芸術文化振興会

鼈甲製、新橋形、角棟の挿櫛である。新橋形は明治33年(1900)頃から流行したとされ、雑誌『流行』(1900年)では若向き年増向きともに一般にもてはやされたとされる。同じ形状をカタログ『三越』(1911年)では操形としており、25,6~30歳向きとしている。黒漆地に螺鈿と珊瑚・翡翠を彫嵌して南天を表している。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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キーワード

鼈甲 / 劇場 / 向き / 流行

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