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絵葉書(高岡御車山)

えはがき(たかおかみくるまやま)

概要

絵葉書(高岡御車山)

えはがき(たかおかみくるまやま)

その他 / 昭和以降 / 富山県

発行:高岡市観光協会

たかおかしかんこうきょうかい

富山県高岡市

紙・印刷

各 縦14.8cm×横10.0cm

12葉

富山県高岡市古城1-5

資料番号 1-05-143

高岡市蔵(高岡市立博物館保管)

①7円葉書 2葉
年代:昭和41年(1966)7月1日~同47年(1972)2月1日
7円葉書の表面に二番町の御車山が描かれ、周囲にはその他の御車山6基の鉾留部分だけが描かれている。また「御車山まつり/毎年5月1日」、「高岡/御車山/重要民俗資料」と記され、右下には「高岡市観光協会」とある。

②10円葉書 3葉
年代:昭和47年(1972)2月1日~同51年(1976)1月25日
10円葉書の表面に左から通町・御馬出町・守山町の御車山が描かれ、また「高岡/御車山/重要民俗資料」、「御車山まつり/5月1日/高岡市観光協会」とある。

③10円葉書 2葉
年代:昭和47年(1972)2月1日~同51年(1976)1月25日
10円葉書の表面左に小馬出町の御車山が描かれ、右には通町の相座に位置する5躯の唐子人形が描かれている。また「高岡/御車山/重要民俗資料」、「御車山まつり/5月1日」と記され、下部には「高岡市観光協会」とある。

④10円葉書 1葉
年代:昭和47年(1972)2月1日~同51年(1976)1月25日
10円葉書の表面右側に小馬出町の御車山が描かれ、中央部には車輪の装飾、左側には山車の全体像が簡略化されて描かれている。左側に「高岡/御車山/重要民俗資料」、「御車山まつり 5月1日」、右下には「高岡市観光協会/昭和50年版」とある。

⑤20円葉書 2葉
年代:昭和51年(1976)1月25日~同56年(1981)1月20日
20円葉書の裏面に御車山祭の光景が描かれ、右上に「5月1日/高岡御車山祭」、右下には朱文方印「登」が入っている。枠外左下に「鶴谷登画」とあり、右下に「重要有形無形文化財/高岡市観光協会」とある。

⑥20円葉書 2葉
年代:昭和51年(1976)1月25日~同56年(1981)1月20日
20円葉書の表面に御車山の光景の版画が印刷されている。3基の御車山のうち1基は二番町のものであり、左側に「重要民俗文化財/高岡御車山」と入っている。右側に「5月1日/御車山まつり」、下部に「版画 泉田康治」「高岡市観光協会」とある。

すべて裏面は無地。未使用。



高岡御車山
 高岡御車山は、豊臣秀吉が聚楽第に後陽成天皇・正親町(おおぎまち)上皇(※上皇は来ておらず。引用者注)の行幸を仰いだ時に用いられた鳳輦(ほうれん)の車を前田利家に下賜し、それが利長に伝わり利長が高岡町民に与えたものとされる。御車山は通町、御馬出町、守山町、木舟町、小馬出町、一番街通(源平町・三番町・一番町の3町共有)、二番町の7基あり、二番町の車輪が2輪であることを除けばほぼ酷似している。また、古代信仰では、神は天上にあり祭りに際して降臨を願うものとされた。そのため御車山の曳き回しは降臨した神々の巡行を表現し、今に伝える点が高く評価され、昭和35年(1960)6月9日に7基全てが重要有形民俗文化財に、同54年(1979)2月3日に「高岡御車山の御車山行事」が重要無形民俗文化財にそれぞれ指定された。
(『高岡御車山』高岡市教育委員会,2000)

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キーワード

車山 / 高岡 / くるま / 小馬出

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