高士奇銘匣入堆朱龍鳳管筆
こうしきめいはこいりついしゅりゅうほうかんひつ
概要
高士奇銘匣入堆朱龍鳳管筆
こうしきめいはこいりついしゅりゅうほうかんひつ
高士奇:1645~1704
堆朱
全長25.1 管長 19.2 管径2.1 筆帽長9.5 筆帽径2.5
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匣銘:珠圓玉潤 侍莱衣人高士奇珍蔵
三清書屋コレクション
「堆朱」とは、木地の上に漆を300~500回程度塗り重ねてできた漆の層に彫刻を施したもの。筆管に堆朱の技法で五本爪の龍が彫刻されていることから、本筆は皇帝御用であった可能性が考えられる。本筆を収める筆匣には「珠圓玉潤 侍菜衣人 髙士奇珍蔵」とあり、清時代(1616~1912)の文人、高士奇(1645~1703)の旧蔵であることが知られる。