『まつばらいろはかるた』絵札「大和川 しずかに流る 川違え」
『まつばらいろはかるた』えふだ「やまとがわ しずかにながるる かわたがえ」
概要
松原市の市制施行60周年を記念して発行された『まつばらいろはかるた』の47枚ある絵札のうち「や」の札。
江戸時代までの大和川は、石川と柏原で合流し、北西に向かい、淀川に流れていたが、大雨が降るたびに河内平野は洪水にみまわれ、農民は苦しめられてきた。元禄16年(1703)、幕府は大和川の川違えを決定した。柏原から松原市北部の恵我や天美を経て、堺に至る距離15km、幅200mの新大和川の付替え工事が実施され、翌、宝永元年(1704)に完成した。旧大和川の流路は、長瀬川、平野川、玉串川、楠根川として、残っている。