文化遺産オンライン

富雄丸山古墳 鑿形石製品

トミオマルヤマコフン サクガタセキセイヒン

概要

富雄丸山古墳 鑿形石製品

トミオマルヤマコフン サクガタセキセイヒン

考古資料

全長:15.3cm

1個

重要文化財

斧・刀子・やりがんな・鎌など、鉄で造った道具を滑石で忠実に写しかえたもので、石製模造品と云われている。古墳時代前期の終り頃を代表する祭祀の道具である。古墳の主の前で、木々につり下げたり、墓前に置いて死者を送り、現世の生活の安定を願ったのであろう。この古墳からは、碧玉製の腕飾、合子、琴柱形の石製品、銅製釧なども発見されている。刀子は皮製の鞘に入っていた形をうつしており、造形的にも美しい。

富雄丸山古墳 鑿形石製品をもっと見る

京都国立博物館をもっと見る

キーワード

製品 / 古墳 / /

関連作品

チェックした関連作品の検索