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テヴェレ川の砂掘り(ヘッケルに基づく)『ブリュッケ展カタログ版画集』より

てべれがわのすなほり

概要

テヴェレ川の砂掘り(ヘッケルに基づく)『ブリュッケ展カタログ版画集』より

てべれがわのすなほり

版画 / 木版画 / ヨーロッパ

エルンスト・ルートヴィヒ キルヒナー  (1880-1938年)

きるひなーえるんすとるーとびひ

1910年

紙,木版

16.9 x 11.0cm,23.0 x 18.1cm

  ドイツ、フランクフルト近郊のアッシャフェンブルクに生まれる。ドレスデンの工科大学で、ブライルやヘッケルと知り合って一緒に絵を描き始める。1905年にシュミット=ロットルフが彼らに加わって「ブリュッケ」が結成され、その指導的存在となる。仲間との共同制作を通じ、強い輪郭線と荒々しい筆触を特徴とする作品が描かれた。1911年のベルリン転居を境に、独自の筆触がいっそう明瞭になり、形態も鋭角的になって独自の様式の完成をみた。第一次世界大戦の戦争体験により神経に障害をきたし、1917年にスイスのダヴォースに隠棲してからは、雄大な山岳風景を描いた。1937年のナチスによる頽廃芸術一掃運動に続く健康状態の悪化や強い孤独感からダヴォース近郊のフラウエンキルヒェで自害。

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