万葉集切（藍紙本）
まんようしゅうぎれ らんしぼん
概要
雲紙のように藍の繊維を全体に漉き込んでいるため「藍紙本」と呼ばれます。藍紙の上には銀箔も散らされています。本作は『万葉集』巻九の断簡で、同じ巻九の残巻が国宝に指定されています（京都国立博物館蔵）。右肩上がりの独特の書風が特徴です。本作も五大万葉集の一つです。
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