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木村産業研究所

キムラサンギョウケンキュウショ

概要

木村産業研究所

キムラサンギョウケンキュウショ

建造物 / 昭和以降 / 東北 / 青森県

青森県

昭和/1932

鉄筋コンクリート造、建築面積二九〇・八七平方メートル、二階建、鉄板葺

1棟

青森県弘前市大字在府町六一番地

重文指定年月日:20210802
国宝指定年月日:

一般財団法人木村産業研究所

重要文化財

 木村産業研究所は、地域の産業振興を目的として弘前市街に昭和7年に建築された。設計は、世界的に著名な建築家ル・コルビュジエのアトリエに勤めた前川國男(まえかわくにお)である。
 白い壁と水平に連続する窓で均整のとれた外観をつくり、バルコニーやピロティ、曲面に張り出した外壁等で変化をつける。内部はガラス窓を多用し、玄関ホールに吹き抜けを設け、天井を赤く塗るなど、明るく開放的で、かつコントラストの強い空間を構成する。ル・コルビュジエが示したモダニズム建築の概念を体現する、我が国最初期の建物として価値が高い。

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