秋草蒔絵香箪笥
あきくさまきえこうだんす
概要
正面に片開きの扉をつけ、上面に把手(とって)を付けた箪笥。内部は5段に区切り、小さな引き出しを12個もうけており、内には香木や香道具を収めていたと考えられる。表面には平(ひら)蒔絵に絵梨子地(えなしじ)、針描(はりがき)を交えて、菊紋と桐紋、菊・萩・芒(すすき)などの秋草を描いている。桃山期に流行した高台寺蒔絵の特徴を示している。(竹内奈美子氏執筆)
あきくさまきえこうだんす
正面に片開きの扉をつけ、上面に把手(とって)を付けた箪笥。内部は5段に区切り、小さな引き出しを12個もうけており、内には香木や香道具を収めていたと考えられる。表面には平(ひら)蒔絵に絵梨子地(えなしじ)、針描(はりがき)を交えて、菊紋と桐紋、菊・萩・芒(すすき)などの秋草を描いている。桃山期に流行した高台寺蒔絵の特徴を示している。(竹内奈美子氏執筆)
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