竹石小禽図軸
ちくせきしょうきんずじく
概要
「竹」と「祝」、そして「雀」と「爵」は、中国語で同音のため、竹雀は立身出世を寓意します。文人好みの墨竹に、淡彩の庚申薔薇と雀を組み合わせた本図の画風は、17世紀の画家・諸昇に類似します。市川米庵【いちかわべいあん】の旧蔵で、円山応挙【まるやまおうきょ】が類似の竹図を学んだ可能性も指摘されています。(植松氏執筆)
ちくせきしょうきんずじく
「竹」と「祝」、そして「雀」と「爵」は、中国語で同音のため、竹雀は立身出世を寓意します。文人好みの墨竹に、淡彩の庚申薔薇と雀を組み合わせた本図の画風は、17世紀の画家・諸昇に類似します。市川米庵【いちかわべいあん】の旧蔵で、円山応挙【まるやまおうきょ】が類似の竹図を学んだ可能性も指摘されています。(植松氏執筆)
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