最上川水系の漁撈用具コレクション
もがみがわすいけいのぎょろうようぐ
概要
河川の漁は、海の漁にくらべてきわめて小規模なものですが、それだけに地域的特色をもつ伝統的漁法が多いといわれています。各種の網漁や釣漁、突漁などのほか、この地方ではドウによる漁も盛んにおこなわれてきました。
最上川を始め大小の河川には、おおくの魚種が棲息していますが、特に海水の入り交じる河口や下流には、のぼりくだりする魚が多く、これに対応するさまざまの漁法がおこなわれてきました。毎年秋になるときまって大量に海からのぼってくるサケの漁法にも伝統的なものが多く、サケに関する禁忌や信仰も、各地に伝えられています。
指定内容は船11隻 ;漁用具214点 突き漁用具181点 網漁用具196点 他208点
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公益財団法人致道博物館